気になるニュース|9/10までの日経から
金融市場
8月の国内投資家の海外中長期債の買越し額は、7兆3370億円で過去最大だった。
中心的な買い手は年金と銀行。背景には急速に進んだ円高がある。円高急騰を受け、年金などのが資産全体に占める保有割合が下がった外国債券を買い増ししたもよう。
米利下げ観測の高まりも外債買いを後押しした。今後の米利下げで米国債価格が上昇するとのみかたが見かたが広がり、銀行などが外債買いに動いた可能性がある。
国内製の外債買いは円安ドル高として意識される。
日本の家計の金融資産は2199兆円
金融資産全体に占める現金、預金の比率は50.9%で2年前より3ポイント弱下がったが、米国の11.7%、ユーロ圏の34.1%と比べて依然として大きな開きがある。
半導体関係
ラピダス、 半導体再興へ遠い道のり。政官民は一枚岩貫け。
最先端のロジック(演算用)半導体の国産化を目指すラピダスを政官民が連携して設立した。政府はラピダスにすでに支援が決まった920億を含め、総額3兆9000億円の予算を確保した。
日本の半導体産業は韓台湾との投資競争に敗れ、20年近い遅れを取っている。
ラピダスは30年代に売上1兆円を達成するという目標に向けた入口に立ったばかりだ。。
東アジア関係
台湾有事を視野に備え、東アジア、米中の軍事力は30年に逆転
日本周辺の安全保障関係が厳しさを増している。中国は日米の想定を上回るペースで軍備を増強しており、「台湾有事の2027説」が現実味を帯びる。
EV(電気自動車)関連
トヨタ、EV 世界生産3割縮小、26年100万台に市場減速
EV市場は世界で勢いに陰りが出始めた。 EV で先行する米テスラの1〜6月の世界販売は前年同月比の7%減の83万台だった。
米ゼネラル・モータースや米フォード・モーターも生産を延期したり開発を辞めると発表している。
スエーデンのボルボもすべての新車を EV にするという目標を撤回した。
トヨタはプラグインハイブリッド車( PHV)の生産は拡大する。
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