マンション価格、年収の10倍超え

 


不動産関係

マンション価格、年収の10倍超え

新築マンション価格が賃金の伸びを上回るペースで上昇し、実需層にとって手が出しにくい存在となっている。

特に東京都では平均価格が年収の約18倍になっている。東京カンテイによると新築マンションの平均価格が平均賃金の何倍かを示す「年収倍率」が2023年時点では10.09(全国平均)に達した。

都道府県別で見ると、最も高倍率だったのは東京都の17.8倍で、平均年収が592万円、マンション価格は1億526万円だった。

住居から投資対象に

建築代や建築コストの上昇がマンション価格に反映された。富裕層や海外勢から人気がある都心の高額物件にさらなる値上がりを期待した投資マネーの流入が続いている影響も大きい。
東京都について年収倍率が高かったのが長野県で、15.88倍だった。東京都から新幹線で1時間強とアクセスが良く、観光資源も豊富な軽井沢には都市部からの移住目的やセカンドハウスとして富裕層からの需要が強い。
3位は京都府の14.38倍、次に佐賀県の13.89倍、続いて神奈川県の13.06倍、沖縄県、秋田県の12倍、大阪府の11.82倍となっている。
(12/12日経朝刊より)


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