太陽光発電所は小型に軸足

 


再生可能エネルギー関係

太陽光開発、小型シフト

太陽光開発の主軸がメガソーラーから小型発電所に移ってきた。

メガソーラーは用地不足などで開発ペースが鈍化している。

伸びが期待される風力はインフレで導入コストが上昇する中、再生可能エネルギーの普及へ小型太陽光の重みが増している。

双日は年度内に600カ所、26年度迄に3000カ所を開発する。

丸紅は年度内に400カ所、30年までに年間2000カ所開発する。

レノバは年度内に500カ所、26年度までに300カ所開設する。

経済産業性によると、メガソーラーは22年度と比べて23年度は4割減った。山地が多い日本は適地が不足している。

福島市は土砂災害リスクや景観の悪化を懸念し、23年に「ノーモアメガソーラー(メガソーラーはいらない)」を宣言し、25年4月に規制条例を施工する。

保守サービスのデジタル化も小型シフトを後押ししている。オリックスはドローンを使って点検し、異常を人工知能が自動で分析するサービスを手かける。

太陽光発電所保守で最大手のスマート・エナジー(東京・港)は遠隔自動監視のシステムや複数の発電所の業務を一括管理するサービスを展開、小型太陽光向けにも提供する。

(12/03日経朝刊より)


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