「求人 難で 倒産」過去最多
求人難で倒産、過去最多
勝ち組は再編 、省人化 投資
日銀の全国企業短観では企業から見た労働力の過不足を示す雇用人員判断指数(DI)が全規模・全産業でマイナス35と、1990年代初頭並みの不足水準となった。先行きなマイナス39と不足感は強まる。
東京商工リサーチによると、求人難や人件費高騰による24年度の人手不足倒産は309件だった。前年度比6割強で過去最多だ。企業にとり供給力に確保は競争に勝つ条件となる。
一部の業種ではすでに供給力の不足が成長の制約になっている。企業の活動を阻む人で不足を克服する一つの策が業界再編だ。各業界で買収が進んでいる。
又、労働力のフル活用はもう一つの解だ。外食産業では隙間の時間に単発で数時間程度働くスポットワーク(スキマバイト)の活用が本格化している。
ワタミは仲介アプリのタイミーと組み、サンドイッチチェーン「サブウェイ」でスキマバイトでの運営を増やす。すかいらーくも専用アプリを使い、スキマバイトを募る仕組みを本格導入した。
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