ETF機動的に売買
NISAで投資可能、分散も
ETFは株式同様にリアルタイムで取引
株式と同様に証券取引所で売買する上場投資信託(ETF)。ETFは世界の様々な資産に低コストで分散投資できるうえ、リアルタイムで機動的に売買できるのがメリットだ。
短期でも長期でも活用しやすく、個人投資家には少額投資非課税制度(NISA)の購入対象として選択肢になる。
日本のETF市場は急速に拡大している。投資信託協会によると、25年10月時点の純資産残高は109兆円と5年間で2.3倍に増加。日銀が金融緩和の一環でETFを買い入れてきた影響が大きいが、ファンド本数も約350本と8割超増えている。
一般的に保有コストの信託報酬が安い
ETFは一般的に保有コストの信託報酬が安いのも利点だ。取引所で直接売買され、売買会社の取り分がないからだ。投資信託協会の調査では、非上場のアクティブ型投信が1.08%、インデックス型は0.34%だ。一方でETFはアクアティブ型も含めて0.29%インデックス型ならNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信など0.1%を切る商品も多い。
では具体的にどう商品を選べばいいか。ETFを組み合わせれば、低コストで国際分散投資が可能だ。例えば資産の大部分は世界株や米国株の代表的な株価指数に連動するETFでの運用を基本とし、一部を高配当株やアクティブ型、ゴールドなどのETFに振り向け、投資エリアや資産を分散する。リアルタイム取引の利点を活かし、相場急落時に余裕資金でインデックス型ETFを買い増すのも手だ。
一方、長期運用には向かないETFもある。デリバティブ取引を用いて連動対象指指数の2倍の値動きを目指すレバレッジ型や、逆の値動きを目指すインバース型といった商品だ。価格が乱高下しやすく初心者は避けるのが無難だ。
分配金は自動で再投資できない
ETFでは注意点もある。ETFは組入資産からの配当を投資家に分配する仕組みだが、分配金を自動で再投資できず、フルに複利効果を得にくい面がある。
又、ETFは定額の自動積立が難しい。積み立てるなら口数ごとに手動で買うのが基本だ。
東証に上場するETFの例
- 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場型投信 信託報酬0.0513% 東証株価指数に連動
- 1369 One ETF 日経225 信託報酬 0.045%日経平均株価に連動
- 1489 上場インデックス・ファンド日経平均高配当株50 信託報酬 0.15%日経平均採用銘柄のうち高配当株で構成する指数に連動
- 1655 IシェアーズS&P500売国株ETF 信託報酬0.06%米S&P500種株価指数に連動
- 451A ステート・ストリート・スパイダー S&&P500高配当株ETF 信託報酬0.106% S&P500種採用銘柄のうち後輩と桜花部で桜生する指数に連動
- 2512 NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連想型上場投信 信託報酬0.12%日本を除く主要国の国債で構成する指数に連動
- 1597 MAXIS Jリート上場投信 信託報酬0.145% 東証REAT指数に連動
- ステート・ストリート スパイダゴールドETF 信託報酬0.17% ロンドン金価格に連動
(11/19日経新聞朝刊より)
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