ROWアドテスト首位


ROWアドテスト首位

AI関連、上位に

「ROWは株主から預かったお金を使ってどれだけ利益を効率よく生み出しているかを示す。

純利益を自己資本で割って求める。

日経平均株価と日経500衆平均株価の採用企業(3月期企業、変則決算や金融などを除く)約330社を対象にROWを調べた。

26年3月期のROWが高い企業

アドバンテストのROWは前の期から23㌽高まった。純利益が2.3倍の3753億円と大幅に増えたためだ。

世界のテック大手がAI向けのデータセンターへの投資を急拡大させ、半導体が正常に動くかを確認するアドテストの試験装置の販売が増えた。

アドバンテストのROW58%は、東証プライム企業の26年3月期平均(約10%)の6倍近くになる。

ランキング上位には生成AIの関連企業が目立った。

キオクシアホールディングスのROWは6㌽上昇の52%で3位だった。

データセンター向けの光ファイバーケーブルの販売が伸びているフジクラ(32%)は7位に入った。「需要が旺盛で顧客の要望にすべて応えられていない状況」(岡田直樹社長)だという。

9位のリクルートホールディングスはROWが31%と前年から約8㌽上がった。純利益率、総資産回転率だけでなく財務レバレッジも1.64倍から1.74倍への高まったのが特徴だ。

同社は資本効率を高めるため余剰な資金や資本の圧縮に注力してきた。手元資金から有利子負債を引いたネットキャッシュは24年3月末時点で1兆1354億円あり、自社株買いなどで26年3月には7654億円に減った。

一過性の利益の計上がROWを押し上げる場合もある。5位の住友ファーム(ROWは46%)はアジア事業の譲渡益490億円を計上した。

順位、社名、ROW(%)

  1. アドバンテスト 57.6
  2. ラクス 55.4
  3. キオクシアHD 51.9
  4. ZOZO 46.6
  5. 住友ファーマ 46.3
  6. SBG 34.3
  7. フジクラ 32.5
  8. システナ 31.4
  9. リクルートHD 31.0
  10. カカクコム 29.7
  11. 東京エレクトロン 29.6
  12. 寿スピリッツ 28.5
  13. IHI 28.4
  14. デクセリアルズ 27.3
  15. リログループ 27.1
  16. UTグループ 26.1
  17. 日本M&A 25.7
  18. HOYA 25.4
  19. ディスコ 25.1
  20. 三井金属 24.5

(5/29、日経新聞朝刊より)

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